小学生がメイクするメリット
小学生がメイクすることには、以下のようなメリットがあると考えられます。
友達や家族と一緒に楽しめる
メイクに興味がある友達が周囲にいれば、遊びの一つとして楽しむことができます。
親や兄弟姉妹と一緒にメイクをするのも、楽しいコミュニケーションとなるでしょう。
正しいメイク・スキンケア方法を学べる
大人になれば、マナーの一つとしてメイクが必要になることもあります。
しかしいざというときになって、一からメイクのやり方を全て学ぶのは大変です。
またきれいな肌を保つためのスキンケアも重要ですし、習慣として身につけなければならないこともありますよね。
そのため、小学生など子供のうちからメイクやスキンケアに触れておくと良いでしょう。
自信を持てる可能性も
メイクは顔の気になる部分をカバーし、コンプレックスを解消する手段の一つでもあります。
もし目や眉の大きさ・形、肌の色・状態などが気になっているのであれば、メイクでこれらをカバーすることで、より自信を持てる可能性がありますよ。
小学生がメイクするデメリットと対処法
小学生のメイクには、もちろんデメリットもあります。
メイクをする前にデメリットとその対処法についても理解し、家族で話しておきましょう。
肌に影響を与える
子供の肌は、大人の肌よりも敏感で弱いです。
そのため、化粧品に含まれる成分や、メイクの過程で肌を摩擦することで、荒れる可能性があります。
乾燥してガサガサしたり、ニキビができたり、赤く腫れることもあるのです。
そのため、小学生がメイクをするなら、子供の肌につけることを考えて作られたキッズコスメを使いましょう。
また、メイクが長時間・頻繁にならないように、「メイクするのは土日だけ」「家族と出かけるときだけ」「〇〇ちゃんと遊ぶときだけ」のように、タイミングを決めておくと良いですよ。
最後にメイクはきれいに落とし、肌の調子が整うようスキンケアも行ってくださいね。
お金がかかる
もちろん、メイク道具やスキンケア用品をそろえるにはお金がかかります。
小学生が自分のお小遣いだけで全てを購入しようと思うと、なかなか必要なものが用意できなかったり、ほかのことにお金が使えなくなったりする可能性があります。
そのため小学生のメイク道具は、なにが本当に必要かしっかりとチェックし、家族と一緒に購入すると良いでしょう。
素顔に自信が持てなくなる可能性も
先ほど紹介した通り、メイクをすることで顔の気になる部分をカバーできます。
しかしその分、「メイクをしなくては恥ずかしい」「自分の素顔は美しくない」などと感じてしまう人もいるのです。
そのため、美しさにおいては顔のパーツだけでなく、心や行動なども大切であることを話すと良いでしょう。
また、健康的な体型を維持したり、自分に合うファッションを選んだりと、自分を素敵に見せる方法はメイクだけではないということも話してみましょう。
小学生向けの基本的なアイテム・メイク道具
小学生がメイクに興味を持ったら、必要なものを一緒にそろえていきましょう。
ここからは、基本的なアイテムとメイク道具を紹介します。
コスメ
基本的なコスメとしては、以下のものが挙げられます。
化粧下地
ファンデーション
フェイスパウダー
アイブロウ
アイシャドウ
アイライナー
マスカラ
リップ
チーク
ただし、必ずしも全てが必要とは限りません。
たとえば肌がきれいな小学生の場合、ファンデーションはなしでも問題ないでしょう。
以下の記事ではおすすめ・人気のキッズコスメを多く紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
スキンケアアイテム
肌をきれいに保つために、コスメだけでなく以下のようなスキンケアアイテムも用意しておいてください。
メイク落とし
化粧水
乳液
また、普段の生活のなかで日焼けをすると、メイクをしてもしなくても肌荒れの原因になります。
以下の記事を参考に、日焼け止めも使うと良いでしょう。
メイク道具
もともとコスメに付属しているツールや指でもメイクはできますが、以下のような専用の道具を使うことで、よりきれいに仕上げることができるでしょう。
フェイスブラシ
チークブラシ
また、眉毛の形を整えたい小学生は眉用の小さいハサミやブラシも用意しておくと良いでしょう。
小学生向けメイクのやり方
最後に、小学生におすすめのメイクのやり方を紹介します。
①肌を整える
人間の肌には、汗や皮脂、汚れがついていることがあります。
メイクを始める前に、顔を洗って落としましょう。
ぬるま湯で手と顔を濡らし、洗顔料を泡立てていきます。
洗うときは手で顔をゴシゴシこするのではなく、泡を肌の上で転がすように優しく洗いましょう。
洗い終わったらぬるま湯で洗顔料を落とし、清潔なタオルで顔を拭きます。
このときも、ゴシゴシ力を入れるのはNGです。
優しく拭いてください。
顔を洗ったら、そのまま化粧水と乳液で保湿します。
きちんと保湿することで、メイクがきれいに仕上がりやすくなりますよ。
②ベースメイク
肌の状態が整ったら、メイクの土台であるベースを作っていきます。
まず、化粧下地を指やブラシで伸ばしていきましょう。
指はナチュラルに、ブラシはムラなく塗りたいときにおすすめです。
最初に頬や鼻など顔の中心部に乗せ、顔の外側に向かって伸ばしていきましょう。
ファンデーションも同じように塗っていきます。
ただし、化粧下地とファンデーションは塗りすぎるとのっぺりとした印象になってしまいます。
化粧下地は薄く、ファンデーションはなしでも大丈夫ですよ。
最後に、フェイスパウダーで仕上げます。
フェイスパウダーはメイク崩れを防ぎ、さらさらで透明感のある仕上がりにできるといった効果があります。
顔全体に薄く乗せましょう。
③ポイントメイク
ポイントメイクとは、目や眉、唇、頬といったパーツにほどこすメイクのことです。
小学生の場合、大人のようなはっきりとしたポイントメイクをすると浮いてしまう可能性があります。
しかし、少しだけポイントメイクをすることで顔の印象が華やかになるでしょう。
眉は、アイブロウパウダーを眉の真ん中から眉尻に少しだけ乗せることで、ナチュラルな仕上がりになります。
まぶたには、アイシャドウを薄く乗せます。
淡いピンクやブラウンのアイシャドウがおすすめです。
アイラインは、真っ直ぐの線を引くのは難しいですし、ケバく見える可能性があります。
まつ毛の間を埋めるようなイメージで少しずつ描いていくか、目尻に少しだけ引く程度でOKです。
最後にまつ毛をビューラーで上げて、マスカラを塗ると、アイメイクの完成です。
チークとリップは、血色を良くして健康的・華やかな顔に見せることができます。
チークは、笑ったときに頬の一番高いところに、ふんわりと乗せてください。
リップは唇の端までまんべんなく塗るのではなく、指やブラシでやはりふんわりと乗せ、ナチュラルになじませると良いですよ。
小学生もメイクを楽しもう!
小学生がメイクをしたがる場合は、メリット・デメリットの両方を知り、メイクとの適切な付き合い方を一緒に実践していくことが大切です。
また、小学生向けのコスメやメイクのやり方は、大人のものとは違う部分もあるので、今回の記事を一緒にチェックしてみてくださいね。