日焼け対策の基本
まずは、日焼け対策をするときに知っておきたい基本的なポイントを紹介します。
徹底的に日焼け対策をしたい人は、以下のポイントを押さえましょう。
日焼けするとどんなデメリットがある?
健康的に日焼けした肌も素敵ですし、日光はビタミンDやセロトニンといった体に良い影響を与える物質を作る効果が期待できます。
しかし、日焼け対策をせずにいると体にダメージを与え、
- 肌が痛くなる・かゆくなる
- 色素沈着で肌が黒っぽくなる
- シミやシワの原因になる
- 水ぶくれができる
- 熱が出る
などが起こる可能性があります。
そのため、過度な日焼けをしないように対策を心がけましょう。
日焼け対策は1年中続けるのが理想
1年のうち、春から夏、秋の始まりにかけては、日焼けの原因となる強く紫外線が降り注いでおり、対策が欠かせません。
しかし、それ以外の季節も紫外線は決してゼロにはならないのです。
そのため、暑い季節だけでなく年間を通して日焼け対策をすると良いでしょう。
雨の日・室内でも日焼け対策は必要
雨や曇りで太陽が出ていない日や、室内で過ごすときも、日焼け対策をしましょう。
晴れの日ほどではないものの、雨や曇りの日も紫外線は降り注いでいるからです。
また、紫外線は窓ガラスを通り抜けるので、室内にいても日焼け対策を怠ると焼けてしまう可能性がありますよ。
おすすめ日焼け対策グッズ
ここからは、日焼け対策におすすめのグッズを紹介します。
以下の記事と合わせて、参考にしてみてください。
帽子
日焼け対策グッズの定番としては、まず帽子が挙げられるでしょう。
キャップも良いですが、つばが後ろにもあるタイプであれば、顔と首の両方をカバーできます。
徹底的に日焼け対策をしたい人は、UV(紫外線)カット機能のある帽子を選びましょう。
また、黒色の帽子は紫外線を吸収するので、髪や頭皮の日焼けを防ぎやすいですよ。
ただし、黒色の帽子は熱を溜めやすいので、頭がとても熱くなってしまうことがあります。
そのため、気温によっては白色のように淡い色の帽子もおすすめです。
日傘
日傘は、雨傘とは異なりUVカットできる布を使用した傘です。
顔や首だけでなく肩・腕など帽子より広い範囲を覆うことができ、こちらも日焼け対策グッズの定番でと言えます。
また頭の上に日陰を作ることで、体感温度を下げる効果も期待できます。
なかには日傘でありながら雨の日にも使える「晴雨兼用」の傘もあるので、こちらを持っておけば夏の夕立など急な雨にも対応できるでしょう。
アームカバー
アームカバーは、手の甲から二の腕までをカバーできる日焼け対策グッズです。
日傘と違い身につけるものなので、自転車に乗っているときも腕を紫外線から守れるのが嬉しいポイントでしょう。
アームカバーのなかには、日焼け対策ができるだけでなく、ひんやりとした肌触りのものもあります。
このような冷感のアームカバーなら、暑い季節でも快適に過ごせるでしょう。
UVカットパーカー・カーディガン
腕や肩、背中などより広範囲の日焼け対策をしたい人には、UVカット効果のあるパーカーやカーディガンもおすすめです。
また、夏の屋内は冷房で寒いこともありますよね。
そこで、日焼け対策をしつつ冷えも防げるパーカーやカーディガンは、活躍するのではないでしょうか。
サングラス
目の日焼け対策をするには、サングラスがおすすめです。
日常生活で浴びる程度の紫外線なら、目の機能に影響はないと言われています。
しかし、長時間強い紫外線を浴びた場合、目の病気の原因になることがあるのです。
そのため、夏のレジャーやスポーツの際は、サングラスをかけておくと安心でしょう。
目の日焼け対策にサングラスを選ぶ際は、必ずUVカット効果のあるものを選んでください。
レンズが黒や濃い茶色だからといってUVカット効果があるとは限らないので、注意しましょう。
マスク
徹底的に顔の日焼け対策をしたい人は、UVカット効果があるマスクを着用するのも良いでしょう。
日焼け止めと合わせて使えば、顔の日焼けをより防ぎやすくなりますよ。
ただし、暑い季節にマスクをずっと着けていると、息苦しさを感じたり、脱水・熱中症の原因になったりすることもあります。
そのため、ひんやりとした素材のマスクを選ぶほか、無理に着用を続けず外す時間を作ると良いでしょう。
こまめな水分・栄養補給をしたり、涼しい場所に移動したりすることも大切です。
日焼け対策に必須!日焼け止めの選び方・使い方
日焼け対策といえば、日焼け止めを思い浮かべる人も多いですよね。
塗るだけで日焼け対策になるので、とても便利なグッズでしょう。
ここからは、日焼け止めの上手な選び方と使い方を紹介します。
以下の記事とあわせて、参考にしてみてくださいね。
日焼け止めの選び方【SPF・PA】
日焼け止めのパッケージには、「SPF」と「PA」が書かれています。
これらは紫外線を防ぐ効果を示し、SPF 40・50…、PA+++・++++など大きいほど、高い効果が期待できるのです。
つい、効果が高い日焼け止めを手に取りたくなるかもしれません。
しかし、いつも効果が高い日焼け止めを塗っていると、肌の負担になってしまいます。
特に肌が敏感な人や子供は、以下のように使うシーンに合わせて日焼け止めを選ぶのが大切です。
使用シーン | SPF | PA |
日常生活 | 10〜20 | +〜++ |
軽めの屋外活動 | 20〜40 | ++〜+++ |
炎天下での活動(マリンスポーツやレジャーなど) | 40〜50 | + +++〜++++ |
ムラなく塗ってしっかり馴染ませる
うまく塗れていない部分があると、当然、その部分では日焼け止めが効果を発揮しません。
顔のようにパーツが細かい部分に塗るときは指、腕や首などに塗るときは手のひらを使って、満遍なく塗りましょう。
また、日焼け止めが肌に馴染んでいないと、服などでこすれて落ちやすくなります。
特に、出かける直前に慌てて日焼け止めを塗ると、肌に馴染ませる時間が足りません。
体には家を出る15〜30分前、顔には朝のスキンケアのタイミングで日焼け止めを塗ると良いでしょう。
こまめに塗り直す
日焼け止めは手で触ったり、服やタオルが触れたり、水に濡れたりすると落ちてしまいます。
そのため、2〜3時間ごとに塗り直しましょう。
また、海やプールで遊んでいるときはさらに頻繁に塗り直すと安心です。
その際は、あらかじめタオルなどで肌の水気を取り除いてから塗ると、ムラなく塗れますよ。
日焼けしたときの対策
日焼け対策を頑張っていても、肌が焼けてしまうことはありますよね。
そんなときは、肌を冷やし、保湿をしましょう。
まず、水で冷やしたタオルや保冷剤などを肌に当てます。
肌の熱がおさまりひんやりとしてきたら、化粧水や乳液といったアイテムで肌に潤いを与えます。
保湿の際は、できるだけ肌に刺激を与えないようにしましょう。
肌に優しいアイテムを選び、優しく馴染ませてください。
完璧な日焼け対策で、肌を守ろう!
日焼け対策には、帽子やアームカバー、マスク、UVカットパーカーなどのグッズがおすすめです。
日焼けの原因である紫外線は雨の日や屋内にいるときも降り注いでいるので、日焼け止めのほか、さまざまなグッズで対策しましょう。
徹底的に日焼け対策をして、夏のおしゃれを楽しんでくださいね。