着膨れする原因・しやすい人とは?すっきりと着こなすための対処法を紹介

寒くなると、暖かいアイテムや冬らしいアイテムをコーデに取り入れたくなりますよね。
しかしこのようなコーデだと、着膨れして体が大きく見えたり、スタイルが悪く見えたりすることがあります。

そこでこの記事では、着膨れする原因と対処法について詳しく紹介します。
寒い季節もすっきりとしたコーデを楽しみたい人は、参考にしてみてくださいね。

「着膨れ」の意味とは?どんな状態?

「着膨れ」の意味とは?どんな状態

着膨れとは、重ね着をすることで体が膨れている状態を意味する言葉です。
類語(意味が似ている言葉)としては「着太り」が挙げられます。
言葉から連想できる通り、着膨れすると実際より太って見えてしまうので、避けたいと思う人が多いですよ。

着膨れする原因

着膨れする原因

ここからは、着膨れする原因として考えられるものを紹介していきます。
アイテムそのものに原因がある場合もあれば、骨格など自分自身が原因となっていることもあるので、チェックしてみてください。

ふんわりした服を着ている

オーバーサイズ・ビッグシルエットのアイテムはおしゃれですが、着膨れする原因になります。
服が大きいと、その分体も大きく見えてしまうことがあるのです。

また、サイズ自体はぴったりでも、フレアやファーといったふわふわ素材のアイテム、パフスリーブのように膨らんだデザインのアイテムも、体を大きく見せることがあります。

厚手の服を着ている・重ね着しすぎ

寒さ対策のため、つい厚手の服を手にとってしまう人は、そのせいで着膨れしている可能性もあります。
確かに厚手の服は暖かいものが多いですが、服が分厚くなればその分体は大きく見えるでしょう。

また、1枚1枚はそれほど分厚くなくても、「肌着にシャツ、セーター、薄手のアウターに、念の為もう1枚アウター、ついでにマフラーも…」などと重ね着しすぎても、着膨れします。

骨格に合わない服を着ている

顔が人それぞれ違うように、骨格もまた人それぞれです。
そのため、もし同じアイテムを着ていても、骨格に合わないとうまく着こなせず、着膨れすることがあります。

以下の骨格の特徴とアイテムの組み合わせは、着こなすのが難しく、着膨れしやすいと言われています。
着膨れを避けたい人は、注意しましょう。

骨格の特徴 着膨れして見えるアイテム
首が短めの人 タートルネックなど首元が詰まっている服
上半身が大きめの人 ボリュームのあるボトムス
ウエストマークのないワンピース
胸が大きい・厚みがある人 袖が膨らんでいる服
上半身が薄めの人 硬い素材や厚手・オーバーサイズのトップス

 

着膨れする色を選んでいる

着膨れすることが多い人は、つい着膨れする色の服を選んでいる可能性もあります。

以下の色は膨張色と言い、物を実際よりも大きく見せる効果があるのです。

  • オレンジ
  • ベージュ
  • 黄色
  • パステルカラー

など

着膨れの原因となるので、すっきりとしたコーデにしたいときは避けると良いでしょう。

姿勢が悪い

着膨れしやすい人は、姿勢が悪いことも考えられます。
たとえば、猫背やストレートネックになっていると首が短く見えます。
すると、首の詰まったトップスやニットを着た際に着膨れしてしまうのです。

着膨れしないための対処法

着膨れしないための対処法

ここからは、着膨れしないための簡単な対処法を具体的に紹介します。
すっきりと着痩せしたコーデを目指したいときは、参考にしてみてくださいね。

タイトなコーデを意識する

着膨れしないためには、まず厚着のしすぎを避けるのがおすすめです。
薄手でも暖かいインナーやアウターは多く発売されていますよね。
また、コットンやシルクといった素材も、薄いのに暖かい素材として知られていますよ。
このような素材のアイテムを積極的に取り入れ、暖かくもタイトなコーデにしてみましょう。

収縮色の服を選ぶ

先ほど紹介した通り、膨張色の服は着膨れの原因になります。
膨張色の反対は収縮色と言い、物を実際より小さく見せる効果があるのです。

収縮色は、

  • グレー
  • ネイビー
  • 水色

などが挙げられます。
着膨れしないため、収縮色のアイテムをコーデに取り入れてみましょう。

首・手首・足首を見せる

首・手首・足首は、人間の体のなかでも細いパーツです。
首元が開いたトップスや、丈・袖が短めのアイテムを着てこれらのパーツを見せることで、体が華奢に見え、着膨れ対策になりますよ。

ウエストマーク

ウエストマークとは、くびれのラインを作り出すことです。
くびれを強調することで、体全体がボリューミーに見えることを防ぎ、着膨れ対策になります。
特にワンピースのときは、ウエストが絞ってあるデザインのものを選ぶほか、ベルトなどでウエストを引き締めることで、着痩せできますよ。

上下のバランスをとる

モコモコ、ふんわりしているアイテムは着膨れしやすいですが、どうしても着たいときはありますよね。
そんな場合は、もう一方のアイテムをタイトなものにして、上下のバランスをとりましょう。

たとえば、トップスがボリューミーなニットなら、ボトムスはタイトスカートにする。
逆にフレアのロングスカートを履くなら、トップスはシンプルで膨らみのない薄手のニットにするなど、「上下どちらも着膨れアイテム」にならないようにしてみてください。

タイツや靴で防寒

服だけで体を温めようと考えると、どうしても厚着になってしまい、着膨れすることがあります。
そこでタイツや靴といった足元のアイテムにも着目してみましょう。

裏起毛のタイツやボアブーツなどのアイテムを取り入れれば、着膨れしにくく、体を下から温めることができるのです。

縦のラインを強調する

「縦のライン」を強調すると、すっきりとしたスタイリングに見えて着膨れしないために効果的です。
縦長のアウターや縦ストライプ柄のアイテムなどを取り入れると、簡単に縦のラインを強調できますよ。

着膨れの原因・対処法を知ってすっきりコーデを目指そう!

着膨れしやすい人は、アイテム選びやコーデ、姿勢などに原因があると考えられます。
今回紹介した通り、自分の骨格を意識してアイテムを選ぶほか、服の色や組み合わせ方といった点を注意することで、簡単に着痩せすることができますよ。

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(コーデ写真協力:舞川ゆの、高橋莉乃、稲津苺桜、上田澪愛、河邉美優、横田皐)

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