スウェットとは
スウェットとは綿を編んで作ったニット生地のことです。
英語で汗を表す「Sweat」から来ており、名前の通り、汗を吸収しやすいという特徴があります。
また伸縮性にも優れており、もともとはスポーツシーンで着用されることが多かった服です。
しかし、着心地の良さや手入れの簡単さから、今や多くの人が手に取る人気アイテムの一つとなっていますよ。
ニットやトレーナーとは違う?
先ほど紹介した通り、スウェットとはニット生地の一種です。
しかしスウェットと聞いて多くの人がイメージするのは綿を編んだものであるのに対し、ニットはレーヨンやアクリルといった繊維、動物の毛などを編んだものであることが多いでしょう。
トレーナーとは、もともとスウェット生地のシャツを意味する言葉です。
つまり、トレーナーとスウェットは同じものと考えて良いでしょう。
しかし、トレーナーは基本的にトップスの一種を指すことが多く、スウェットは生地そのものの名前としても使われるので、トップスだけでなくパンツなどのボトムスも指すことがありますよ。
何度から着ると良い?
スウェットは、気温15〜20度ほどの日に着るのに適していると言われています。
そのため、春や秋に活躍するでしょう。
しかし、裏起毛のスウェットを選んだり、マフラーやジャケットで暖かさをプラスしたりすれば、冬も快適に過ごせるでしょう。
さらに、夏も涼しく着こなせるサマースウェットも発売されているので、スウェットは選び方・コーデ次第でオールシーズン楽しめるアイテムと言えます。
スウェットコーデのポイント
ここからは、スウェットのトップスを取り入れたコーデのコツを紹介します。
オーバーサイズを選ぶ
コーデにスウェットのトップスを取り入れるなら、オーバーサイズのものを選ぶのがおすすめです。
ジャストサイズのスウェットトップスは、子供っぽい印象になってしまうことがあります。
トレンド感のあるスウェットコーデに仕上げたいときは、オーバーサイズを選びましょう。
レイヤードコーデにする
スウェットコーデが部屋着っぽく見えてしまうときは、下にシャツを着てレイヤードコーデにしてみましょう。
カジュアルさを少し解消して、きれいめコーデに仕上げやすくなりますよ。
ガーリーで可愛いコーデを目指したい人は、レースなどの印象的な付け襟をプラスするのもおすすめです。
きれいめカラーを選ぶ
個性的なカラーやビビッドカラーのスウェットも素敵ですが、大人っぽいコーデに仕上げたいときにはきれいめカラーを意識して選んでみましょう。
白やベージュ、黒などは落ち着いていて、カジュアルよりもきれいめな印象を強く演出しやすいです。
またこれらのカラーは着回しもしやすいので、どのスウェットを買うか迷ったときに、手にとってみてはいかがでしょうか。
ボトムスはゆったりパンツ
スウェットのトップスに合わせるボトムスには、ゆったりとしたサイズのパンツが定番でしょう。
シンプルでゆったりしたパンツは、カジュアル・メンズライクコーデにぴったりです。
しかし、派手なカラーや柄物のパンツを選ぶと、ガラッと印象を変えることもできるので、さまざまな組み合わせを楽しんでみましょう。
スカートと合わせるのも◎
スウェットのトップスを可愛いコーデやきれいめのコーデに取り入れたいときは、スカートを合わせるのもおすすめです。
たとえばフレアやレース、花柄のスカートをスウェットに合わせれば、フェミニンで可愛いコーデに近づけます。
シンプルでタイト・すっきりしたシルエットのスカートなら、大人っぽいきれいめスウェットコーデになるでしょう。
カラーを統一する
スウェットコーデのおしゃれな着こなし方としては、トップスとボトムスのカラーを合わせたワントーンコーデもおすすめです。
なかでも白やベージュといったカラーのスウェットワントーンコーデは、洗練されて大人っぽい印象になりますよ。
靴はブーツやパンプスを合わせてみる
カジュアル・スポーティ・メンズライクなスウェットコーデにはスニーカーがぴったりでしょう。
しかし、落ち着きのあるきれいめのコーデに仕上げたいときは、パンプスやブーツ、ローファーなどもおすすめです。
ラフで部屋着っぽい印象を解消しやすくなりますよ。
スウェットパンツコーデのポイント
ここからは、ボトムスにスウェットパンツを選んだ際のコーデのポイントを紹介します。
ゆったりor細身
スウェットパンツコーデをおしゃれに着こなすには、サイズ感の選び方が重要です。
カジュアルな雰囲気のコーデにしたいときには、ゆったりとしたシルエットのスウェットパンツが良いでしょう。
しかし、部屋着っぽくしたくない、きれいめコーデにしたいというときには、やや細身のすっきりとしたシルエットのスウェットパンツがおすすめです。
ゆったりめのスウェットパンツはリラックス感が強く、コーデ次第で部屋着に見えてしまうことも多いでしょう。
しかし細身のスウェットパンツは、スタイリッシュな印象を演出しやすいですよ。
タックインしてみる
スウェットパンツにトップスのすそをインすると、シルエットが引き締まり、きれいめのコーデに仕上がりやすくなります。
脚を長く見せ、スタイルアップ効果も期待できるので、スウェットパンツコーデが決まらないときは試してみましょう。
長めアウターと合わせる
スウェットパンツを履くと、お尻のラインが気になったり、コーデ全体がちぐはぐに見えて気になったりする人もいるでしょう。
そんなときは、コートやロングカーディガンなどの長めのアウターと合わせてみてください。
長めアウターは、気になる部分のシルエットをカバーし、コーデ全体に統一感を与えてくれますよ。
靴はきれいめに
スウェットトップスの場合と同じく、スウェットパンツをコーデに取り入れる場合も、パンプスのようなきれいめの靴を合わせてみましょう。
やはり、カジュアル・メンズライクに仕上げるなら定番はスニーカーです。
しかしパンプスや華奢なサンダルなどをスウェットパンツコーデに取り入れると、大人っぽい印象を目指せますよ。
スウェットコーデをおしゃれに着こなしちゃおう!
スウェットとはもともとスポーツシーンで着用されるアイテムでしたが、今やカジュアルコーデの定番となっているアイテムです。
スウェットのトップスやパンツをコーデに取り入れると、部屋着のように見えてしまうこともあります。
しかし、サイズ感やカラー、組み合わせるアイテム次第で、大人っぽいきれいめコーデも目指せますよ。
今回の記事を参考に、スウェットコーデをおしゃれに着こなしてみてくださいね。
(コーデ写真協力:植原 七帆、宮本怜実、高橋莉乃、友安瑠実愛)
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