海の日とは?
まず、海の日とはどんな日なのか、詳しく見ていきましょう。
海の日一覧
海の日は、7月の第三月曜日と決まっています。
日付が固定されているわけではないので、以下の一覧のように海の日は毎年違う日になります。
2023年の海の日 | 7月17日 |
2024年の海の日 | 7月15日 |
2025年の海の日 | 7月21日 |
2026年の海の日 | 7月20日 |
2027年の海の日 | 7月19日 |
海の日は祝日の一つなので、学校は休みになるところが多いですよ。
海の日の由来・歴史
海の日の由来は明治時代にまでさかのぼることができます。
1876年の7月20日、東北を巡幸されていた明治天皇の船が、横浜港に無事戻ってきました。
それ以来、7月20日は「海の記念日」と呼ばれていたのです。
そして1995年、7月20日は海の恵みに感謝し、海に囲まれた日本という国が発展するように願う日として、海の日が制定されました。
しばらく、海の日は7月20日で日付が固定されていました。
しかし、一部の祝日を月曜日にすることで3連休を増やす「ハッピーマンデー制度」によって、2003年から7月の第三月曜日が海の日となったのです。
海外の海の日
海の日は日本独自の祝日ですが、海に関する祝日をもうけている国はほかにもあります。
・カナダ(6月8日)
・イギリス(6月8日)
・アメリカ(5月22日)
・スペイン(7月16日)
・オーストラリア(12月の第一日曜日)
などが挙げられます。
また、国連が制定した「世界海洋デー(6月8日)」もあります。
日付は違っても、世界中で多くの人が海を大切に思っていることが伝わってくるのではないでしょうか。
「山の日」もある
海の日と関連する祝日としては、8月11日の「山の日」が挙げられます。
山の恵みに感謝し、山に親しむ日とされていますよ。
海に続き、山についていろいろなことを勉強したり、山のレジャーを楽しんだりしてはいかがでしょうか。
海の日には何する?
海の人はどんな日かわかったところで、ここからは過ごし方について紹介していきます。
親子や友達同士で楽しめることも登場するので、参考にしてみてくださいね。
海のことを勉強してみる
先ほど紹介した通り、海の日とは海の恵みに感謝する日です。
そのため、まずは海に関するさまざまなことを勉強してみるのはいかがでしょうか。
たとえば、
・海に関するニュースについて
・海の歴史
・海と人間の生活の関わり
など、意外と知らないこともあるかもしれませんよ。
海のレジャーを楽しむ
海の日にお出かけするなら、近場の海に行ってみてはいかがでしょうか。
7月中旬にあたる海の日なら、すでに海開きをしているところが多く、海水浴を楽しめるでしょう。
ほかにも、潮干狩りやサーフィン、ヨットなど、海ではさまざまなレジャーを楽しめますよ。
水族館に行く
海の生き物に興味がある人は、海の日に水族館に行くのもおすすめです。
実際の生き物の姿を見れば、さまざまな発見があるかもしれません。
生き物の生活やお世話について学べるバックヤードツアーを開催している水族館もあるので、家族や友達と参加してみるのも良いでしょう。
海の日のイベントに行く
海の日に合わせたイベントが開催されている地域や施設もあります。
たとえば、総合海洋政策本部・国土交通省・日本財団が開催している海の日プロジェクトでは、音楽のコンサートを楽しんだり、海のことを楽しく学んだりできます。
また地元の海をきれいにするビーチクリーンイベントや、船に乗れるイベントを開催しているところもありますよ。
海の歌や物語、映画などを楽しむ
海の日に家で過ごすなら、歌や物語、映画をに触れるのはいかがでしょうか。
雨が降っていたり、遠出が難しかったりしても、自宅で気軽に楽しめるので、おすすめです。
海の日とは、海に感謝する日!何するか考えてみよう
海の日とは、毎年7月第三月曜日の祝日です。
海に感謝し、海に囲まれた日本の発展を願う日とされています。
休みを利用して、イベントに参加したり、水族館に行ったりして、過ごしてみてはいかがでしょうか。