雨の日の小学生の服装の選び方
雨の日の服装を選ぶときは、以下のポイントを意識しましょう。
汚れが目立ちにくいか
雨の日は歩くだけでも泥が跳ねやすく、白やベージュ、淡い色の洋服はどうしても汚れが目立ってしまいます。
特にボトムスや靴は黒やネイビーなど濃いめの色を選ぶと、汚れがついても目立ちにくいです。
また防水・撥水加工のアイテムは、水や泥をはじくので、濡れにくいだけではなく、汚れがつきにくいというメリットもあります。
防水・撥水加工してあるアイテムはレインコートやウインドブレーカーといったアウター、長靴やスニーカーなどの靴に多いです。
乾きやすいか
雨の日は、服のすそやそでが濡れやすいです。
濡れたまま放っておくと、ノートや教科書も濡らしてしまったり、体が冷えて体調を崩したりするかもしれません。
タオルを持って行って水を拭き取るのも良いですが、すぐに乾いてくれる速乾性の高い洋服を選ぶのもおすすめです。
濡れてもすぐに乾きやすい素材としては、ポリエステルが挙げられます。
逆に綿やウールの素材は濡れると乾きにくいので、雨の日の服装では避けたほうが良いでしょう。
脱ぎ着しやすいか
特に春や夏の雨の日は、急に蒸し暑くなったり、寒くなったりしやすいです。
そのため、暖かい服・涼しい服1枚だけで外出するよりも、脱ぎ着しやすいアイテムを重ね着すると、体感温度を調整できて快適に過ごせます。
・一番したには汗を吸収しすぐに乾くインナー
・二番目には涼しいTシャツ
・三番目にはさっと羽織れるアウター
このように、手持ちのアイテムから快適な服装を考えてみましょう。
雨の日の小学生の服装
ここからは、雨の日におすすめの服装例を具体的に紹介します。
トップスはシンプルなもの
先ほど紹介した通り、雨の日は脱ぎ着しやすいよう重ね着にするのがおすすめです。
複数のアイテムを組み合わせるので、派手な柄や色のものよりも、シンプルなものを選ぶとおしゃれに決まりやすいでしょう。
暑い時期ならTシャツ、涼しい時期なら長袖ブラウス、寒い時期ならニットやパーカーなどがおすすめです。
スポーツTシャツにはポリエステルのものが多く、濡れても乾きやすいでしょう。
そのため、スポーツTシャツをメインにしたスポーティコーデにしてもかっこいいですね。
ボトムスはパンツ
スカートやワンピースはすそが濡れやすく、濡れるとふんわりとしたシルエットが崩れてしまいます。
そのため、雨の日の服装にはパンツがおすすめです。
長い丈のパンツを履くときは、濡れたすそをまくれるように、足首に少し余裕があるシルエットのものを選ぶと良いでしょう。
長い丈のパンツにトップスのすそを入れれば、脚長効果も期待できちゃいます。
暑い季節で体が冷える心配のない雨の日は、キュロットやショートパンツなど短い丈のものも、濡れにくくておすすめです。
キュロットやショートパンツは、ジャケットやゆるめのシャツを合わせると大人っぽくなるので、きれいめコーデもできますよ。
靴は長靴or防水・撥水スニーカー
雨の日の靴の定番は、長靴です。
小学生向けの長靴には、シンプルなものだけでなくガーリーなものもあり、かわいい服装に合わせやすいですよ。
しかし、長靴は脱いだり履いたりするのが面倒という人もいますよね。
そんなときには、防水・撥水加工のスニーカーがおすすめです。
スニーカーならスポーティ、カジュアルなどさまざまな服装に合わせやすいでしょう。
そのため、連日雨が続いていてもコーデに悩みにくくなりますよ。
アウターはレインコートor防水・撥水アウター
レインコートは雨の日の服装の定番アウターです。
洋服はもちろん、ランドセルまでおおえる形状のものもあり、1枚そろえておくと役立ちます。
また、防水・撥水加工のウインドブレーカーやブルゾンもおすすめです。
ウインドブレーカーはスポーティなコーデに、ブルゾンはカジュアルコーデ、ガーリーコーデにも合わせやすく、雨の日の服装がおしゃれに決まります
雨の日に持って行くと良いもの
最後に、雨の日を快適に過ごすためにおすすめの持ち物を紹介します。
タオル
ハンカチをいつも持って行くという人も、雨の日は別にタオルを持って行きましょう。
タオルがあれば、濡れた服や体、ランドセルをさっと拭くことができますよね。
もし水滴だけでなく泥が飛んだ場合、汚れる可能性もあるので、色が濃いものを選ぶと良いでしょう。
替えの靴下
雨の日も徒歩で登校している小学生は、どうしても足が濡れてしまうことがあります。
替えの靴下を一足持って行って履き替えれば、快適に過ごせるでしょう。
その日の服装に合うデザインの靴下を替えの靴下として選べば、学校内でおしゃれを楽しめますよ。
ボトムスに近い色の靴下なら統一感のあるコーデに、あえて目立つ色の靴下なら差し色になります。
ビニール袋
雨の日は、体を拭いたタオルや登校中に履いていた靴下など、濡れた持ち物が出ることがあります。
これらをそのままランドセルに入れると、教科書やノートを汚してしまいますよね。
雨の日は、濡れたものを持ち帰るためのビニール袋を1枚持って行くと安心です。
スーパーのビニール袋でも良いですが、ジッパーつきの袋ならより密封しやすいでしょう。
ランドセルカバー
ランドセルは、雨に濡れても簡単には劣化しないものが多いです。
しかし、大雨であったり、風で横方向に雨が降っていたりすると、中身が濡れる可能性があります。
そこで雨の日には、ランドセル全体を覆えるカバーを用意しておくと良いでしょう。
また、雨の日は視界が悪く、道行く人や車を運転している人からは登下校中の小学生が見えにくいことがあります。
そこでビビッドなカラーや反射剤がついているランドセルカバーを選べば、人の目から見えやすいので、安全性も高いと言えます。
小学生の雨の日の服装のポイントを押さえよう!
雨の日の小学生には、汚れが目立ちにくく、乾きやすく、脱ぎ着しやすい服装がおすすめです。
長靴やレインコート、防水・撥水加工のスニーカーやアウターなど、雨の日ならではのアイテムも用意しておくと安心ですよ。
今回の記事を参考に、雨の日も快適・おしゃれな服装を楽しみましょう!